「好き」に正直になるということ

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まるで力道山の試合を街頭テレビで見るように

こんばんは。ISOです。

 

toyokeizai.net

 

大学との連携など、これからの映画館の役割について書かれている記事です。

 

映画館の興行収入が近年横這いであること。

テレビが絶対的な娯楽であった時代は既に過去で、スマホを用いた細切れなスキマ時間を娯楽として楽しむ世代が主流になった今、約2時間たっぷりと拘束される「映画館」というコンテンツは廃れていくのかもしれない。

 

けれども、個人的には今この時代だからこそ、映画館には可能性があると思う。

 

かつて、プロレスラー力道山の試合を見るために街頭テレビの前に町中の人々が集まった時代があった

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テレビが当たり前のように家庭になかった時代に、力道山という国民的人気プロレスラー力道山の試合をみようと、何百人という人がたった1つの街頭テレビの前に集まっていた。

これって、今でいう映画館や音楽ライブと同じものだと思う。

 

音楽フェスが流行っているのはなぜか?今週末には渋谷や六本木で仮装した多くの人々がバカ騒ぎをするのはなぜか?

今、人は大勢で騒ぎたがっている。「全員で騒ぐ」という体験を共有することに楽しさを感じている。

映画館はその受け皿になれないだろうか?

大画面大音量を流せる環境、適度な広さ、完全防音。大騒ぎするイベントを行うにはうってつけだ。

実際に既に多くの試みがなされている。

・音楽ライブの同時中継、ライブビューイング(ももクロなど)

・アナ雪による「みんなで歌おう公演」

・マッドマックスによる「鳴り物公演」

・女性向けアニメによる「応援公演」

などなど。

 

映画館で映画だけを純粋に楽しむ人はどんどん減ってきているのかもしれない。

けれど、映画館という場所を活かし新しいエンタメコンテンツが生まれている。

 

こういうことに映画館の未来があるのかもしれない。

 

以上。おやすみなさい。